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話もせず、かれこれ数十分。
どうする!これじゃあ学校に着くまでオレの精神が持たない
「・・・あっ!学校。学校はいいのか?」
「へ?私の?それなら、大丈夫だよ!早退してきたから。」
早退って!学校行ってすぐ出てきたのかよ!何でそんな・・・あっ
「オレ・・・の・・・せい?」
「違うよ・・・実は今日行きたいところがあったんだ!
だから君を理由に早退しちゃっただけだよ。」
その理由が本当かどうか分からなかったけれど
オレはそれを信じた。
理由がそれなら、オレのせいじゃなくて済むから
あの頃のオレは自分のことしか考えていなかった。
「あっ学校見えたよ!」
またハッとなった
「あぁ本当だ・・・」
「じゃぁ、もう大丈夫だよね。私は行きたい所があるから!」
「・・・じゃl」
「バイバイ」
その後すぐに学校についた、その理由は分かっている。
歳も名前も聞けなかったことに後悔が残り
そのことを考えながら歩いたから
別に深い意味はないけれど気になる・・・
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