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小鳥のさえずる音、照りつける太陽
あぁなんて晴れやかな朝だろう・・・
こんな時間じゃなきゃそう言えたのに!
「今歩いて行ったら遅刻だーーー」
こんな日に限ってあの人達(義親)もいない、どうしようもない。
「二度も遅刻したら怒られる」
姉・・・結唯はオレの部屋に入ってきた
「あ・・・結唯!なんで?」
「一真、遅刻しそうなんでしょ!送ってってあげようか?」
「へ?!」
ついて行ってみると、平然とたたずむ自転車の姿が。
「自転車;ですよこれ?」
「うん、自転車」
「ひぁっほーーーーーーーー」
「全速力でまだまだ行きますよー」
楽しい!楽しい楽しい。
「!あっあれ!水谷の・・・」
「ん?あっ璃未!おはよ!」
「!!!結唯!!!おは・よう・」
水谷の姉の姿は瞬く間に見えなくなった。
このスピードなら絶対間に合う!
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