★2ページ☆友情の写真

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授業が始まるとオレは驚愕した 「今日の体育は縄跳びだ!」 やけにごつい体育教師が張り切っている Oh my god 何故?なぜ縄跳びなんだ!? オレは縄跳びができない 「先生!縄を忘れたので今日は見学してます。」 「なに!!!じゃぁ先生のを貸してやろう」 うわ! 「あっいや・・・・どうも。」 「じゃぁ始めるぞ!!」 縄跳びをただ飛ぶのは出来る・・ 「じゃぁ次は後ろ回し飛びだ!」 後ろ回し飛びって何だよ! 出来ねーよ! 「お!!何だ瀬川、後ろ回し飛びが出来ないのか?」 遠くにいた体育教師がそう言いながら近ずいてくる それを聞きつけたいろんな奴が集まってきて 「まじで!!」 「うちが教えてあげようか?」 そう声をかけてきたのは三上だった 「いやいいよ!別に!」 「何で?」 しつこい 「いや自分でやるし」 「教えてもらった方がいいんじゃぁないか!」 うざい体育教師 「先生もこう言ってるし!ねっ!」 ・・・しかた・・・ないか・・・。 「じゃぁ・・・・!!!!!」 水・・・・谷・・・・!!! オレは水谷の鋭い視線に危険を感じた; 「やめときます」 「えーーーー!」 「オレは一人で練習するから!!!」 適当に言い訳を言って、なんとか皆を解散させた。 ん?なんでこいつはまだ居んだよ! 「あの・・・実は・・・ボクも出来ないんだよね・・・。」 「はぁ?」 そいつは平 琥太郎。名前がカッコイイからなんでも出来るのかと思っていた。 だって琥太郎だぜ・・・ありえない でも平の縄跳びセンスは尋常じゃないほど下手くそだった。 「前回しとびも出来ないんだな・・・」 「うん・・・十回が限界なんだ」 ・・・ 「やるか!一緒に!」 「へ?」 「練習だよ練習!縄跳びの!」 「でも・・・どうやって?教えてもらうのイヤそうだったし。」 それもそうだ平のセンスのなさに心が動いたのはいいけど 何も考えてなかった; 「っあ!」 「へ?急にどうしたの瀬川くん」 オレの頭の中に浮かんだのは結唯だった。 「今日うちに来いよ・・・」 あの人達(義親)もいないし練習出来る! 「いいの?!」 「いいも何もオレが言い出したんだ!」 「うん・・・行く!」
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