★2ページ☆友情の写真

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帰りの会も終わって オレの家に向かう途中、他愛のない話をした。 「ボク瀬川くんの家見てみたかったんだよね。大きいんでしょ!」 「・・・あれは・・・大きいなんて話にならない、中がやばい」 「へ?やばいの?」 「ヤバいヤバい。」 あぁあの部屋見た時どんな反応何だろう・・・ 「ヤバい・・・」 興味が湧いてきた。 「へぇそんなにやばいんだぁ」 「うん・・・」 「?何で二ヤついてるの?あっそういえば、 瀬川くんは別荘に住んでたって本当?」 「え?何それ?」 「違うの?だってママがそう言ってたから、瀬川くんは別荘に住んでて 違う学校に行ってたけど、瀬川くんのパパが連れ戻したって。隠し子? とかも言ってた」 隠し子って・・・笑える噂だ! 噂がややこしくなるから本当のことは言わない方がいいな・・これは 「でもまぁそんなもんだよ」 「あれ?あってたの?隠し子って何か知ってる?」 「・・・さぁ。」 「まいっか・・でもどこの学校行ってたの?」 「・・・別荘の近くの学校だよ!」 「そっか友達たくさんいたの?」 「家着いた。話は後でな!」 扉を開けるとそこは楽園。 「さぁどう・・・」 「おじゃまああああああーーーーーーーーーーーーーーー」 そう来るかあーーーーーーーー! 「・・・大丈夫か?」 「はぁはぁ・・・うん・・・ちょっと足が・・・」 誰かが大急ぎで階段を駆け下りてくる。 「何!!」 やっぱり結唯だ。 「あれ?友達?」 「うん」 なんて言おう・・・たのもーーとか?いやいや・・・ 「いらっしゃい」 「あ!お邪魔します」 よし!!行くぞ 「教えてほしいことがあります」 「!何?」 「縄跳び教えてください!」 「何で?私?」 「恥をかくなら一度かいたこの場所でと思い!」 何だこのセリフオレは武士なのか? 「うん!いいよ」 いいのかよ!よかった。 「あのう・・・ボクにも教えてください」 「うん!いいよ」 「えぇっとじゃぁお願いします。」 「お願いします。」
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