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よし!!行くぞ
「教えてほしいことがあります」
「!何?」
「縄跳び教えてください!」
「何で?私?」
「恥をかくなら一度かいたこの場所でと思い!」
何だこのセリフオレは武士なのか?
「うん!いいよ」
いいのかよ!よかった。
「あのう・・・ボクにも教えてください」
「うん!いいよ」
「えぇっとじゃぁお願いします。」
「お願いします。」
二時間後・・・・・・・
「もうやめましょうお姉さん。」
「ダメよまだ続けるわ」
「瀬川くんも元気出して」
なぜだ・・・なぜオレは考えてなかったんだ。
結唯が前回しすら出来ないことを!
「ゲンキ?それはどこから出てくるもの?」
「瀬川くん;そこまで落ち込んで・・・。」
オレは無駄な恥をかいたのか。
「一真ごめ~んホントにごめん私小学校の時も中学校の時も高校に入っても体育は、オール2だった。」
「お姉さんそんな今さら・・・追い打ちをかけなくても」
「オール2って!はははあはっはおもしれーーー」
「しかも全部がおまけで2なんだぁーーー」
「ははあはhhっはははははは」
「瀬川くん・・・そんなに笑ったらかわいそうだよはhっはhっはhっは」「
「ひどい琥太郎くんまでーーあはははh」
今日はずっと笑ってた気がする
こんなに楽しいなら、もう縄跳びなんて無理でもいいんじゃ・・・
いいわけないだろ!
「こんなんじゃダメだ!」←一真
「あははは、え!?」←結唯
「はhっはははあはあえ!」←琥太郎
「急にどうしたの、一真?渋い顔して・・・」
そう今のオレは渋い!現実を見つめる大人なのさ。
「いや・・・やっぱり縄跳びやれなきゃまずくないか?」
「「うんまずいよ」」
くっあっさりとハモって返してきやがって、渋さが台無しだぜ!
「じゃぁ練習再開しよーーー」
空気をブチ壊されても、まったく後ろ回しが飛べるようにならなくても
楽しかった・・・。
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