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「もっと聞かせてよ、その前にも何かあったわけ?」
「うーん……小さい頃からおてんばな子ではあったんだけどね……」
猛り狂う寸前だった俺の体は落ち着き始め、でも穏やかに彼女と横たわっているのも心地いい。
……まな板じゃないけどね。
彼女はくるりと体を反転させて、俺の方に体を向けた。
部屋着のTシャツは胸元でゆるやかにカーブを描いて、ウエストですとんと布が落ちている。
これぐらいがかわいいのに。
ちゃんと女の子だし、やわらかいし。
あったかくて、いいにおいで、それで……。
ぽつぽつと話してくれた中に小学生の彼女が登場して、すらっとした足の速い子を想像した。
会ってみたかったな、小学生のリコちゃん。
絶対にかわいい。
でも、俺のことを嫌いなタイプかもなあ。
小学生同士だとケンカになったりして。
それで、きっと……。
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