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JUNさんによって、気付いてしまった高坂さんへの気持ちは、まだ若菜達には言っていない。 若菜達を信用していないわけではないのだが、そんな会話にもならないし、今更こっ恥ずかしくて切り出せずにいた。 それに…… 私なんかが課の王子様の高坂さんに想いを寄せているなんて、恐縮すぎて尚更言えなかった。 ――その日の夜。 高坂さんに連れられて、私は今、都内の高層ビルの中にある日本料理屋さんに来ている。 窓際に作られたカウンターテーブルの目の前には、ライトアップされたレインボーブリッジと東京タワーが一望でき、落ち着いた筝曲がBGMで流れている。

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