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「プハッ」 え。 ふにゃふにゃ顔を我慢して、カッコ良く決めたつもりなのに、その吹き出すような笑いはなんですか? なんなんでしょう、山路さん。 「随分と渋いの飲むんだね」 声も切れ切れにそう言うと、尚もピクピクと肩を揺らしている。 ……渋い? 焼酎お湯割り、梅干し付きは渋いんですか? 頓狂な顔をしていると、高坂さんはコホンと小さく咳をして、口を開く。 「俺も同じのにしようかな……しょ、しょ、焼酎お湯割り……ぷっ、うめっ、梅干し付きで……ぐはっ」 ……。 最近気付いたんだけど、高坂さんって笑い上戸なのかな。
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