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「私を信じてAIさんはひたすら突進しちゃってくれて構いませんので」
「……」
そんなことを言われましても"私は魔法使いです"なんて、そんなこと信じられると思いますか?
ねぇ、青木さん?
その煙草の煙の中から、ダイヤモンドでも出してくれるなら信じてあげてもいいけど……
いくらJUNさんでも、流石にそれは信じられませんよ。
言葉を詰まらせていると、JUNさんは更に自信あり気に続ける。
「AIさんは前だけを見て下さい、後ろは私が守りますから」
「え?」
「あ、いえ、とにかく私を信じて、自分を信じてみてください」
「はぁ……」
今、後ろは私が守るからって言ったよね?
……どういうことなんだろう。
もしやマダンテ(ドラ●エ最強魔法)でも撃てちゃうとか……?
……あり得ない。
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