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再び動悸が始まる。
トクトクと心臓がスキップを始める。
「私は、AIさんは魅力ある素敵な女性だと思います」
えっ?
JUNさんの突然の誉め言葉に絶句する。
「……そ、そんなことありません……私なんて」
恋愛経験ないし、オタクだし、グロスを塗れば天ぷらと言われるし。
「そんなことありますよ、自信を持ってください。とにかく上司には今まで通り、アタックを続けてください」
「……はい」
アタックをしているつもりはないが、このまま高坂さんのことを好きでいていいってことだよね。
「では、また指示はメールにてご連絡致します」
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