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「え……まっ、待ってください……なんで、私がここにいることを知っているのですか……?」 ひとつひとつ言葉を選んで伺うように尋ねると、 「魔法使いだからです」 と、真顔……もとい、真声で言うJUNさん。 「はぁ……」 納得いかないもののJUNさんが言うと、本当に魔法使いなのかな、って思ってしまう。 「ははは、とにかく着いたらこちらからまた連絡します」 「え……JUNさ」 ――ツーッ ツーッ ツーッ ……切れてしまった。
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