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――! 気付いたら、私の視界に亜美さんは既にいなくて。 背後に遠のいていく足音。 なんで? 昨日まで、あんなに仲良かった二人なのに。 キスする仲だったのに……。 そんな考えにまた、胸が痛くなる自分がいて、繋いだ手を愕然と見つめていると、頭上から声が降ってきた。 「亜美とは関わらないって……昨日約束したから」 その柔らかい声に顔を上げると、高坂さんが眉をクイっと下げて私を見下ろしていた。
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