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『もう!いたいよ~~。なんか目覚めそうになっちゃうじゃないですかぁww』
「なんだもっとしてほしいのか。」
その言葉に血相を変えた神は首を横にブンブン振って否定する。
(当たり前田さんだよwww)
『いえいえ!!!結構です!もう満足いたしましたのでwww』
「そうか・・・・(ボソ 残念だ。」
『なんだろなんだろなんだろ聞こえちゃいけないのが聞こえたいやだこの子・・・・もしかしてドS?そうなの?ねえ?・・・いえ!なんでもありません!!!!』
ブツブツとつぶやいていたが光が足を上げそうになったのを見て神は慌て言葉を止めた。
「で?」
『で?・・・ああ、えーっとですね。光さん。あなたはあちらの世界ではただのイレギュラーな存在なんです。』
突然話が変わったことに戸惑いを見せた神だったが説明を再開する。
「何故イレギュラーなんだ?お前が作ったんだろう?俺がその世界に行くことになにか問題があるのか?」
『私は《創造神》というものなんです。実は神といっても様々な役割を負ったそれぞれの神がいます。その世界には《世界神エーデルシュタイン》という者があの世界の管理しています。上位神なので人間のような感情や考えと神としての意識を併せ持っているんですが。』
はあ、とため息をつき神は続けてこう言った。
『厄介なことにそれが仇となったみたいで・・・・ぶっちゃけ勇者くんにほれちゃったみたいなんですよね~www』
その言葉に光は頭を抱えてしまった。
「やっぱりテンプレ的にはそうくるか・・・」
『しかも勇者君の過去を覗きみて君のことを知っちゃったみたいなんだよね~』
「っ!なるほど・・ね。ならばどうするんだ?」
『エーデルシュタインはあの世界そのもの。なのできっとあなたは世界から拒絶されてるだろうとおもいます。だからこそ神の・・・いえ、私の使者なんですよ。』
神はにこりとして光を見つめそう言った。
もうわかるだろうというように・・・
それに応えるように光は言う。
「お前はその神より強いということか・・・だから俺がお前の使者というならばあちらは許すしかない。大分力任せだなwww」
『あはは~ww方法がないからねえ。僕はただ世界を創造し、その世界の行く末を見守る存在だから介入できないんだよ。』
「そういうものか・・・・」
『そういうものなんだよぉ~』
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