第一章

7/50
前へ
/54ページ
次へ
~~~~ 意識が戻る感覚。 目が段々と覚めてくるこの感覚。 気持ちはいいが、私はひどい嫌悪感を覚える。 目を開けてみると木の天井が見えた。 少しだけ右側を見ると窓がありそこから木々の間に少しだけ傾いた太陽が見える。 大体お昼前位の時間だろう。 ゆっくりと上体を起こす。 「あ!目が覚めたんだね!」 左から優しそうな女の子の声が聞こえる。 見ると肩まで届く綺麗な茶髪のポニーテールを揺らしながら青い瞳の少女がこちらに向かってきた。
/54ページ

最初のコメントを投稿しよう!

12人が本棚に入れています
本棚に追加