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「前を向いて生きていこうよ。
君にはその資格があるんだから。」
「…でも。」
「ここまで来て落ち込んでる方が過去を侮辱しているんじゃないかな?」
「…!!?」
彼女の顔に驚愕が見てとれる。
聡明な彼女のことだこれ以上は言わなくてもわかってくれるだろう。
「君には生きて欲しいんだ。これは僕個人としての願いでもあるんだよ。」
「……本当に良いのでしょうか…。」
「勿論だよ!生きていれば楽しいことだってある。時間さえあれば色んなことが出来るんだ!考える時間だってあるんだよ!」
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