12人が本棚に入れています
本棚に追加
「私こっちから帰るね。」
私は分かれ道の左を指差して言った。
「え?どうして?」
「こっちの道の方が家まで近いんだ。」
「なるほど。」
「それじゃあ気を付けてね。」
「うん。二人も気を付けて帰ってね。バイバイ。」
「うん。またあとでね。」
「じゃあな。」
そういって手を降りながら二人と別れる。
この道は森の中にある。
隣街に繋がっている道だ。
私の町の人たちもよく利用する場所だ。
私も毎日のように利用している。
最初のコメントを投稿しよう!