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「母さん」
ニコッと笑い話しかけた
・
「俺、行くよ。叔父さんのとこ！」
なぁ…ギル＝アーヴァント？
俺が怒ったら怖いんだぜ？
ぽかん、と母さんはびっくりしたがすぐに笑顔になり、
「あのアホ弟を私の分までヤってきてね？」
「もちろん♪連れ去る？はっ！上等！」
「二人とも怖いです…」
「俺よりも大人になったなルー…」
精神年齢二十六歳だからね！
「じゃあ学校いくんでしょ？言葉遣い良くしなくっちゃ！」
…え
「母上ホワァーイ？！」
「私息子欲しかったのよねっ♪学校で彼氏の一人や二人、見つけてきなさい」
「一人でいいよ！」
「彼氏はつくるのね？！決定！『ドキ！ルーの高嶺の花！男たちがよりどりみどり！』大作戦を始めるわよ！」
「始めなくていいです！僕お断りさせて…」
「ん？」
「だからお断り…「ん？」
「おこ「ん？」
「…頑張ります」
彼氏なんていらねぇぇぇえ！！！
「うふふ♪素直でよろしい！」
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