彼のコト

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「…ルー、ルー、ルーって…」 「私達のことも考えてくれませんこと?」 「ならルーを締めちゃえばいいんじゃねぇの?」 「朝やったら「トーマトマトマトトマトマトパレード♪」ってトマト投げてきましたわ…べたべたして気持ち悪かったのでやりませんわ!」 「私もぉ…」 「まじかよ…」 …そそくさと逃げてきたけど…帰ってからがまた大変そうだなぁ。皆いろんな人に絡まれてたから助けたりしたんだけど…べたべたくっついてきたり… 「あっ!アベルっ!」ニコッ! 「っ…!///お前の笑顔は心臓に悪いんだよ…ばか…(ボソッ) って、うわ、?!だ、だき、だき…///」 抱きついてきたっ!え?!ルー?! 「君にも一つあげる!きれいなのを一つあげる!おいしいトマト食べて僕と踊ろう!」 …え?トマト? 「えっと…ありがと…あ、うめえ」 「アベル…実はね朝シーナちゃん達がルーちゃんに喧嘩売ったらしくて…」 「それで大丈夫だったのか?(シーナ達が)」 「うん…だけど朝だったから変なテンションでトマト投げたら急においしさに気づいたらしくて…」 「あ・もーれ!」 「なるほどな…楽しそうだな」 「え、ちょ、アベル?!」 「ルー、一緒に歌ってやってもいいぞ」 「えぇっ?!アベル…!?ま、ちょ…わ、私も!」 …こんな日があってもいいよな 「なんで目が覚めたらトマティーナ状態なんだろう…朝、酒を水と間違えて飲んだこと以外覚えてないんだが…」 (あ、それか) こういうオチ。
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