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ガラッ
ザワッ
「うわっ…イケメンじゃない?!」
「カッコいー!」
「隣の子はまぁまぁじゃない?目が怖いし…」
「チッ!」
「これで俺達は非リアだよ!」
(祐君カッコいい祐君カッコいい祐君カッコいい「ここから本気」をどや顔で言って欲しい)
「ね、ねえ祐…僕達噂されてない?」
「うるさいだまれ氏ね」
「裕のドS!」龍也
「容赦ない!」男1
「最低…」女1
(カッコいい!)ルー←
ルーは胸の高鳴りを抑えられずに笑ってしまいそうになったので窓に目を向ける
…窓際の席で良かった
「あ、やっぱりあの子だよ!ルーって!」
視線がざっと集まった
(おいっっ!!このKY!!!近寄んな!!裕君はこい!!)
「王女だぞ、「さん」を付けろ」
えっ、裕君にルーさんとか言われたら…それはそれで興奮するな←
救いようのない王女だった
「差別しちゃだめだよ!えっと…僕新谷龍也っていうんだ、よろしくね」
「__どうも」
ルーは窓を向いたまま。今顔を見たら笑ってしまうから。
クラス中が初めてクラス内で発した彼女の声に驚いた
「ほら裕もー!」
「なんでだよ、お前だけでいいだろ…あー…松山、裕」
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