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「もしもしギルさん?…大丈夫?うん、それで用なんだけど一人学校に転入させて…」
ルーがギルに電話をかけているとき、男性陣の空気が少し悪かった。リリーは生徒会の仕事があるらしく寮長室に戻っていた
「…どーも、ルークです」
無愛想な自己紹介で目を合わそうとしないルークにレオンは疑問を投げかけた
「ルーの友達?君なんなのさーwwwwなんてww」
「俺も気になる」
「教えてやる義理はない」
ムカッとした二人だったが彼は口を開けて、
「しいていうなら生まれたときから一緒、一心同体。
嫌いだけど。
考えてることは大体分かるし
嫌いだけど。
今さっき無理矢理(地球から)[コソッ]呼び出されたとこ
嫌いだけど」
「うっせぇなッ!!俺も嫌いだよ!!!…ギルさんごめんなんでもない。ルークがうるさくてさ」
__二人は驚いた。ルーが「俺」と言って暴言を吐いたこと。そして目の前のこいつが生まれたときからルーと一緒だということ。地球生まれだということに。
「ギルさん、だからルークをね僕と一緒の部屋にして欲しいの」
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