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人々「「「……………………」」」
男「……………………」
名護さん「……………………」
名護さん(しまった)
名護さん「……………………神よ」
ザワッ
「何だこの男は…」「いきなり叫んだと思ったら恐れ多くも我らが神に話しかけるとは!」「無礼者…」「処すべし処すべし!」
名護さん(まずい。逃げるべきか)
男「……………………何ですか?貴公は。見ない顔ですね…」
ザワッ
「何だあの男は…」「神から返答をいただくなど…」「身の程知らずめ」「処すべし処すべし!」
名護さん「……………………!!」
男「……………………どうしたのですか…答えなさい…」
名護さん「私は…神にお訊ききしたいことがあるのです」
男「……………………」
名護さん「それは…ある…魔物の居所です」
男「……………………!」
どよどよ
「何を聞いているんだあの男は」「魔物だと。そんなものを探す人間がいるのか」
名護さん「私はどうしてもその魔物を見つけねばならない。その魔物は」
男「……………………」
名護さん「城塞の如き巨大な竜。その名は」
男「知りませんね」
名護さん「……………………まだ最後まで言ってな」
男「知りません。帰りなさい」
名護さん「……………………いや、貴方は間違っている。訂正するべきだ」
男「……………………!!!」
ざわざわざわ…
名護さん「貴方はなにか知っているでしょう!だからそんな態度をとる!」
お付「貴様あああ!!!!いい加減に…」
男「よい、下がれ」
お付「!?しかし…」
男「破ァッ!」
男の手から暗黒の波動が放たれる!
名護さん「――――――っ!?」
ドワォ!
名護さん「ぬわーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ」
名護さんは遥か彼方へ吹き飛ばされた!
人々「「「……………………」」」
男「不届き者は神の裁きを受けました。では皆さん…本日の啓示を授けましょう」
~瓦礫の山~
名護さん「……………………」
名護さん「フフフ……………………」
名護さん「ハハハハハハハハハ!!」
名護さん「見つけたぞ…手がかりをな」
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