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~ナルミ探偵事務所~
ショータロー「おい、フィリップ!仕事だぞ」
名護さん(汚い部屋だ…)
ショータロー「フィリップ、どこにいるんだ?」
少年「ここだよ、ショータロー」
ショータロー「うわ!お前なんで本の山に埋もれてるんだ」
少年「こうしていれば欲しい本にすぐ手が届くじゃないか。それに温かいしね…冗談は置いといて。君が掃除を怠るからこうして僕が崩れた本の山の下敷きになるんだよ」
ショータロー「その本はお前のだろうが。俺が片付けてやる義理はねぇよ」
少年「薄情だね。それはそうとお客さんかな」
名護さん「ああ……………………出るのを手伝おう」
少年「ありがとう…………………………………………ふぅ。じゃあ自己紹介をしようか。僕はライト。ショータローの相棒だ。フィリップというのは愛称みたいなものだ。別にどっちで呼んでくれても構わないが」
名護さん「俺は名護啓介。バウンティハンターだ」
フィリップ「……………………?」
ショータロー「どうしたんだフィリップ?」
フィリップ「いや……気のせいだ」
名護さん「?」
ショータロー「……ああ、悪い。そいつ変わってるんだよ。すごく記憶力が良くてさ、多分あんたと同じ名前を何かの本で見かけたとかそんなのじゃないか?」
名護さん「そうなのか」
ショータロー「じゃあ仕事の話をしようぜ」
フィリップ「ちょっと待ってくれショータロー…今回もまたボランティアじゃないだろうね」
ショータロー「エ?」
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