逃避

7/22
前へ
/36ページ
次へ
鼻で笑おうとしたのに 繋がったまま 彼が腰を揺するから おかしな声がもれた。 「もう俺のカタチ 覚えてるでしょう」 楽しそうに言われ ムッとする。 でもそれは私も 薄々感じていた。 もう1年 温人さんとばかり繋がっていて 自分のナカが 彼のカタチになってると。 でもその出来上がりつつあるナカを アイツは…… タカヤは無理矢理 力尽くで こじあけようとするのだ。
/36ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1958人が本棚に入れています
本棚に追加