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「シロさん。この方が天下の閻魔大王ですよ」
「大王。挨拶してください。ほら早く。これくらいできるでしょう」
「よろしく、ワシが閻魔じゃ
そして二人はワシの腹心のはずです」
「…げっ…元気ですかっ……」
「…今あんまり…」
「いいですか。ポンコツでも大王ですから、しっかり尽くすのですよ」
「まぁ…こんなポンコツでも大王のですし…ね?」
「君等ワシの事いつもそうやって言ってるの?ねェ」
「しっかり尽くせばきちんと成果が…」
「ねェ、ねェ二人共」
「「うるさい(しつこい)」」
「うるさいって言われた?ワシ」
「はいっしっかり尽くします!鬼灯様!杏樹様!よろしくお願いします!閻魔さん」
「あれ!!?」
「…大王。犬は力関係をガッチリ見定めて、ボスを決めそれをあからさまに態度に出すそうですよ」
大王がすごく落ち込んだ
「ねぇねぇ、閻魔さん 鬼灯様 杏樹様地獄って物凄く広いね!俺、びっくりしちゃった!」
…可愛い。そうか。天国にいたんだもんね。…桃源郷か。
白澤…様…うひゃぁぁあ///鬼灯様と同じくらい好き!!
でもまず会ったら罵りたい!←え
「そうですねぇ…」
ああ…夢膨らむ!
「あの…せめてワシも様づけにして……」
白澤様じゃなくて白豚って呼んでみようかな
「じゃ、エン様」
初対面は仲良くしたいよねぇ…
「「あの世」には天国と地獄がありますが…その範囲は圧倒的に地獄の方が広いのです」
うさぎ!そうだうさぎ!
「エン様?あ、ヨン様みたいでちょっといい……」
可愛いよねぇぇえ…もふもふ
「黙ってくれませんか。舌、引き千切りますよ。杏樹さんは逆にしゃべってください。ずっと無言でいるつもりですか」
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