33人が本棚に入れています
本棚に追加
空蝉の恋 by Ring
生まれた翌朝 ぼくは恋をした
金色に輝く ひまわりに
きみを近くで見たくて そばまで行ったのに
きみが見ているのは 照りつける太陽だった
凛としたきみが かわいくて
まっすぐなきみが とてもいとおしい
願いが叶わないと わかっていても
きみは一途に 思い続けるのだろう
彼しか見ないきみ
ぼくは気づいて欲しくて
今日も力いっぱい 鳴き続けるんだ
大好きなきみに 届きますように
一度でいいから ぼくを見てくださいと
最初のコメントを投稿しよう!