0人が本棚に入れています
本棚に追加
僕は彼女いない暦16年…
高校に入ったら違う自分になって彼女なんか沢山つくりまくって!!!
……はぁ…
淋しくなってきた。
考えただけで泣けてきた…
いやいや、違う違う。
だから、僕は恋をさがしてるんじゃなくて体育館をさがしに………
「ねぇねぇねぇ、どうしょうか。寅次郎」
僕の目の前に…
明らかに変な人が現われた…
………え?
…………ぇえ!?
僕はあまりの光景に二度見してしまった。
なんと!!
その変な人は人形を抱え人形と話している…
僕がいうのもなんだけど…明らかにオタク…
かなり度のキツイ眼鏡をはめていて、制服のシャツはズボンにイン!!!
なぜか…
なんだかわからないけど…僕は勝った気になった。
こいつには勝った!!!!
僕は少し、堂々とした態度でその、変な人‥
いや、もとい……
その変態へと近付き声をかけた。
「すみません!!」
「はい、なんでしょう?」
裏声?なぜに裏声?
なにこの人腹話術のつもり?いやできてないから!!!
明らかにアンタ口動いてるから!!!
僕は心の中で突っ込みをいれた。
最初のコメントを投稿しよう!