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眉を寄せて不味さに耐えているのか尚也はえずいている
秀樹
「吐き出していいぞ?キモいんだろ??大丈夫だから」
尚也
「いや、旨いよ。飲み込みたくないんだ」
秀樹
「だから、吐き出せよ」
ティッシュ箱を渡して薬を出せと箱で促したが拒否された
尚也
「ずっと口に含んでいたいんだって」
・・・
嬉しいではないか・・・
押し倒したくなるのを目一杯抑えて話をはぐらかした
秀樹
「とにかく・・・これで尚也も童貞では無くなった訳だ」
尚也
「そうだな 笑」
尚也もお菓子の袋状態になったポリウレタンを咥えて話に乗っかってきた
俺は立派なGである
女を犯したいという気持ちもあるが
それ以上に尚也の薬を頂きたいという気持ちの方が強い
DVDの魅力的な女も今やどうでもいい
最中も今も顔を真っ赤にして、あどけない笑顔でこっちをチラチラ見てくる尚也を
何とも思わない 女
いや、男だってそうさ
これを何とも思わない人間いるのか?
俺としては、そっちの方がどうかしてるとしか思えんよ
秀樹
「いつまで続くか分からないけど、それまでよろしくお願いします」
尚也
「何をだよ?」
秀樹
「お薬の処方・・・」
薬という単語に???という尚也のポリウレタンを指差したら
尚也
「こちらこそ・・・」
この可愛さ!!
何とも思えないというのは、嘘だろ?
尚也もGになった訳だが
不安だらけの関係に
怯えてばっかって言うのもバカらしくなってきた
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