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学生でごった返す食堂は
数歩向こうの赤メッシュのところに行く事は結構大変だったりする
秀樹
「赤メッシュ!今日はリツコと一緒じゃないのかよ?」
修一
「赤メッシュとは俺のことか?」
微妙に遠い
近いのだが、囚人を挟んでいる赤メッシュに近づくのは困難だった
俺の様子に気づいたのか、顎でしゃくって あっちいけと言ってる
尚也
「秀樹もう行こうぜ3時限無いだろ?川行こうぜ」
秀樹
「そうだな」
時間がある時は二人で大学に沿って流れる川に行くのが日課だ
恋人同士になってからは、初めてなのだが
秀樹
「俺達のデートスポットだって覚えてるのか?」
尚也
「いや・・・ごめん覚えて無いけど、一緒に行きたいと思って」
秀樹
「いやいや、謝らなくていいよ 笑」
ふふふ
一緒に行きたい
そう思っただけでも俺にとってはめちゃくちゃ嬉しい
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