プロローグ

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「ありがとう」 そう呟いて目を閉じる。 視界の開けた丘の上。 太陽が私を照らす。 時折吹く風が長い私の髪を揺らしていく。 「ここに来たらいろんなこと思い出すなぁー」 うーん、と伸びをして目を開ける。 彼と出会ったのも、ちょうどこんな穏やかな日だった。 .
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