11421人が本棚に入れています
本棚に追加
俺は、ミハイさんに駆け寄った。
どこに怪我を?
この人、自分の体のどこを傷つけたんだろう。
「ミハイさん・・・ミハイさん・・・」
ミハイさんの腕をとり、手首に傷がないのはわかった。
じゃあ、胸とか腹とか?
触れてもいいもんだろうか。
「ど、どうしてここに。」
「華原さんが電話してくださって・・・大丈夫ですか?俺がキツく言い過ぎたせいですか?」
「・・・っ、ミラぁぁぁ!!きさま、泉実に何を吹き込んだぁぁぁ!」
突然、ミハイさんが怒鳴った。
・・・・・・あれ?
これだけ大きな声を出せるってことは、どこも痛くない?怪我をしてない?
んんん?
最初のコメントを投稿しよう!