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………
「…おや、大天狗様どうしました？動きが遅いですが？」
文は大天狗の攻撃を避けながら弾幕を放つ。
「っ、調子に乗るな!!」
…大天狗は文の速さに追い付けない…。が、大天狗はある機会を待っている。
………
…そして、その機会がやって来た。
「…これはどういうことです!?」
一体の天狗がやって来た。…風貌から高位の天狗と思われる。
「…お主か!!裏切りだ!!射命丸が裏切りを起こした!!至急天魔様に報告し、援軍を連れて参れ!!」
「わ、解りました!!」
そう言い、天狗は速い速度でその場を後にする。
「…これでお主達はお仕舞いじゃ!!」
「…ふふ♪残念でしたね♪」
「…何が可笑しい。」
「…これは予想の内…いえ、作戦通りです♪」
「…何だと!?」
…直後、文の速さが上がる。
………
「…作戦決行ですね。…では♪」
「…何を言っ…………。」
…紗鬼は咲夜の力を借りる。…そして周りが動くのを辞めた。
「……それでは、良い夢を♪」
紗鬼は早苗の後ろに回り、首目掛けて手刀を降り下ろす。…当たる直前で周りが動きだし、
「てっ!?」
ドッ!!…ドサッ。
…早苗は何が起こったのか解らない様子で倒れる。
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