31人が本棚に入れています
本棚に追加
紅魔館の主になってから早一週間。毎日朝に咲夜 が体を使って奉仕、妹となったフラン達と遊びと 言う名の修行(半吸血鬼になってから弾幕を撃て るようになってた。)、昼は美鈴と肉弾戦での修 行、夜になると夕食をとってから眠るまで紅魔館 の全員+ルーミアと様々な所で夜の大運動会…。
「…人間辞めてなかったら死んでますね…。」
紗鬼はとても疲れていた。(修行は楽しめてやっ ているが、運動会で体の中まで疲れる為。)
だが、そんな中で自分のもう一つの能力の予測が 建ってきた。
「…かめ○め波あぁぁっ!!」
紗鬼の合わせた両手から気を纏ったレーザーみた いなのが放たれる。…それは少し進むと消えてし まった。
「…やはり上手く行きませんか…。…まぁ人の力を 使ってるだけですしね…。」
…そう美鈴の力である[気を操る程度の能力]が紗鬼 にも扱えたのだ。……だが、美鈴と比べて全く使え ず実用性もあまり無いが、紗鬼は気に入ってい る。
「やっぱり主人公達に憧れますよね♪」
紗鬼はこれを[異性の力を借りる程度の能力]と予想 した。
「時を止めれるのは数秒…。モノを壊す力は小物の み。運命は見えない…。…ふむ。まぁ良いです。」
コンコン。
「ご主人様。夕食の準備が出来ました。」
扉の外から咲夜の声が聞こえる。
「…解りました。」
外に出ると咲夜を含む妖精メイド達数人が待って いた。
「……別に一人でも行けるのですが…。」
「そうはいきません。ご主人様と過ごせる時間を 私達は少しだけでも増やしたいのです。」
咲夜の言葉に首を縦に振るメイド達。
「…そうですか…。」
紗鬼は半ば諦めている。
……
食堂に着くと既にレミリア達は座っていた。
「…遅れましたか?」
「問題ない。」
「そうですか…。…では頂きます。」
こうして何時もと変わらない夕食が始まった。
最初のコメントを投稿しよう!