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…そういい、紗鬼は懐から一枚のスペルカードを出す。
「…さて、[召喚:我が愛しき眷属達]」
紗鬼の言葉と共にピンク色のドアが沢山現れる。
…ガチャッ…。
ドアが開いていき、中からレミリア達が現れる。
「…来たぞ。」
「お兄ちゃーん♪」
「ご主人様の為に…。」
「お兄様を助けるのが私達の役目…。」
「……今から大量の天狗が来ると思います。…私と文で敵の里に乗り込みますが、…帰ってきた天狗に挟み撃ちに合うと負けるでしょうから、此処で天狗達を抑えてください。…天狗の生死は問いません。」
「解った。…私達に任せろ。」
「…後ろの巫女が起きたら一時共闘するよう呼び掛けてください。…もし攻撃をしてくるならもう一度意識を刈り取っておいてください♪」
「…そこで伸びている天狗はどうします?」
「ふふ♪…天狗の生死は問いません。と言いましたよ?殺しても構いません♪…では、私は行ってきます。」
…そう言い紗鬼は文と共に空を飛ぶ。
…………
と、言うことがありました。
「…天魔はこのまま中に置いときますか。…正常な思考に戻ったときが楽しみですし♪」
「…。」
紗鬼は天魔を担いだまま屋敷の中に戻り、倒れている文を担ぎ、天魔を置いて外に出た。
「…流石に文には酷でしたか…。」
「…ん…。…あれ…わた…し…?」
「お目覚めですか?」
紗鬼は文に話しかける。
「…ふぇ//紗鬼さん///」
「…えぇ。……天魔との場所に文を連れてくるべきではありませんでした。」
「…あっ…ごめんなさい…私……。」
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