天狗の長と山の神

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「…二対一とは卑怯…では?…ほっ。」 紗鬼は弾幕を避けながら言う。 「諏訪子はこうなると話を聞かないからねぇ。…それに、私も暖まってきたんだ。…今更止める気はないよ!!」 「…ふっ。上等です!!」 神奈子と諏訪子からの弾幕に多少キツくなるが、紗鬼はまだ余裕みたいだ。 ………… 「…此処は…。」 …紅魔館の紗鬼の部屋で天魔は眼を覚ます。 「…一度ならず二度までも…。」 そして天魔は自分が縛られているのに気付き、縄を力付くで千切る。 「……さて…奴を助けに…っ!?」 天魔は自分が言ったことに驚く。 「っ!!奴は敵なんだ!!…くそっ!!」 天魔は頭を抱えて叫ぶ。 「何故奴を助けようなどと…っ!!」 天魔は机に手をかけ、立ち上がる。…しかし、 ……此処は紗鬼の部屋である。…紗鬼は能力の練習を部屋でしていた。…その為、 「…ぐっ//…く…そっ……///」 家具などには紗鬼のフェロモンが沢山付いている訳で…。 …天魔は床に崩れ落ちるが、少しして立ち上がる。
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