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メイクさんと、ヘアメイクさん、スタイリストさんをメイクルームに連れて何時間もかけて変身してきた沙織に、
私は、もちろん瑞希を含めホープスタッフは度肝を抜かされる。
「しゃちょ…やっぱりウチ、ギャルの方が…っ、しっくりくるってゆーかなんてゆーかっ
……変っすよね!?」
金髪ふわふわパーマが、甘栗色のストレートロングになって。
「ちょっと、だれかっなんかいってくださいよっ!!」
つけまつげなんかなくても、
充分大きな目。
「やっぱ、変すよね…」
すべてがナチュラルになった沙織ちゃんは。
「うん、変」
「社長…ウチ…」
「そのしゃべり方NGね、今の沙織は清楚系。とっても綺麗になったね」
もの凄く綺麗でした。
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