波瀾万丈

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「…残念ながら……啓くんは…」 その一言で自分の家族が泣き崩れている。 先生が時間を確認してから病室を出ていった。 ここは病院のベッド。 よくある交通事故で俺は轢かれて入院。今は自分が死んだところをベッドの上の天井で見ている。 「マジか…」 幽体離脱しちゃったよ… 何かベッドで眠くなって家族の前で寝たと思ったら次の瞬間には天井で自分を見ていた。 これ家族に見られたらヤバくね? 軽く焦っていると今度こそ意識がきえた と思ってた。
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