住めば異世界

波瀾万丈

あれ…？
今度は意識があるのに目が開かない。

何処だここ？狭いよ。
丸まった体勢で水の中にいるみたい。

てか死んだはずじゃ…

色々考えてたら頭に声が聞こえてきた。

『聞こえるかな啓くん？』

誰だ？お前か俺を閉じ込めてたのは！早く出せ！

『もう少しで出してあげるね。ちなみに君は77777777777777の七乗番目に地球で死んだので特別に転生させました～！おめでとうございまーす！特典でかなり強い力をプレゼントしたよ。』

とりあえず物凄くラッキーなのはわかったから早く出して下さい。つか誰ですか？

『僕は神様だよ』

なに！？
神なんて信じてなかったのに本当にいるなんて…

いやそれより……転生…だと？
つまりここは…お母さんのお腹の中ですねどうもありがとうございます。

『産まれる前にこの世界の知識を渡してあげるね。』

あれ、地球じゃないのか？

『君が今から産まれる世界は地球だけど地球じゃないよ。』

は？意味が分からない。

『ま、とりあえず知識をあげよう。』

そう言ったとたんに頭に知識が入ってきた。お陰で神様の言っていた意味がわかった。