第7話

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身体とは裏腹に幼すぎる心のせいで全て失敗に終わり絶望感を味わった。 でも、今はそれで良かったと思う。 まだこの身体は夏騎以外の男を知らない。 今夜で夏騎に抱かれるのは最後かもしれない。 覚悟して抱かれているのだから、もう、心も身体も夏騎をフッ切れるはずだ。 時間はどれほど掛るか分からないが、やっと、これで夏騎を卒業できる気がする。 今の夏騎はわたしを愛してくれているが、今の彼女を手放せないでいる。
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