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蓮斗にとって私はただのセフレ。 兄の元カノに興味があっただけ。 彼はまだ、高校生なんだ。 この間店に連れてきていたような女の子がお似合いなんだ。 そう思うとまた胸が痛むんだけど。 「凛子」 寝言でも私の名前を呟く陸斗の髪を撫でる。 今度は、私のこと 捨てないでくれるのかな....陸斗 『凛子さん』 蓮斗.... もし私が陸斗と付き合えば、どう思うのかな 「っつ....!」 動けば身体中が痛む。 セックスのたびにこんな痛めつけられるのも恐怖でしかない。 だけど、それが陸斗の愛し方なら 身体につけられた痣や傷を撫でながら 受け入れる覚悟を決めていた。
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