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「恋愛で悩むのはいいけれど、
仕事は別。客商売なんだから、常に平常心よ」
「はい」
「ま。もう一度、弟とヤッて確かめることね」
「は、はい??」
アハハハと高笑いしながら喫煙室から去っていく先輩。
やっぱり、先輩はセックスで男を選ぶんですか?と言いたい。
でも重要な要素ではある、と思う。
ギュッとブラウスの上から腕を掴むと痛む。
昨夜の陸斗の行為を思い出す。
私が、陸斗を受け入れればそれでいいのに....
好きだから平気?
それとも、心に浮かぶのは....
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