序章 不可侵なる領域

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二人が城の中に入ると空気が変わった、いや正確には結界の中に二人が入り込んだが正解か。 二人の全身に急激な脱力感に襲われる。 チュード『なんだ、力がでねぇぞ!!』 レン『俺もだ。どうやら城に立ち入る者に対しての抑制結界なんだろうな』 チュード『やれやれ。しゃーない。このまま行くか』 チュードは半ば諦めたように歩き出す。 やがて右手に階段が左手には錆びた鉄格子が、鉄格子の先には地下に続く階段がある。前方には玉座が。 どこに行こうにも怪しい気配が漂っている。 さて、次はどこに向かうかな?
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