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「お、おじいちゃん!?嘘だ!!おじいちゃんは一年前に死んだんだよ!!!」
浮遊する声に怒鳴り散らす
すると
ほいさっと声がしたと思ったらすぐさっきまではいなかったはずの老人が目の前で堂々とたたずんでいる
背筋が凍るのがわかった
「晴也くんや君の目にはおじいちゃんがみえておるじゃろ? それならば受け入れなさい わしはおじいちゃんじゃよ」
「し、信じないからな!!!今すぐ不法侵入で警察よんで捕まえてやる!!!」
説教じみたことを言われ少し腹が立った
そしてこいつを一刻も早く警察につきだすため部屋をでようとする
すると
「雨が降ってるな」
と老人は呟いた
そのときの老人は悲しさや悔しさそしてなにかを決心したような強く弱い目をしていた
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