プロローグ

2/20
前へ
/142ページ
次へ
「私」ってなあに? それは常に考えてしまうこと。 何で存在しているの? これも常に考えてしまうこと。 生きてる意味が解らない。 息しているだけの、珍しい人形みたい。 純粋であるがゆえに居場所を見失い、うまく生きていくことが出来ないー そんな 藤野かすみの魂に訪れる淡い希望を、優しく包み込んでいく 早瀬雄飛。 ささやかでありふれた日々の中感じられた物語が幕を開けるー
/142ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加