告白

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クリスマスイブの次の日の25日は学校の終業式でもある。 ウチの学校は全寮制で実家が遠い生徒も居るから、帰省する事も考えて冬休みは少し長めになっているのだ。 休みが長いのは単純に嬉しい。 「翼、おはよう」 朝の教室、爽やかな笑顔で翼を迎えたが。 「光太、おはよう……」 低いトーンの声で挨拶を返された。 「アレ、元気無い?」 「ううん、大丈夫。ちょっと身体が怠くて腰が痛いだけ」 頬を赤く染めながら答えているから、体調不良って訳じゃなさそうだな。 原因はアレか、松森隼人とラブラブしすぎた所為か。 このリア充め! 「そうだ。光太、昨日宮園さんにプレゼント渡せた?」 「え、あ、うん」 翼と一緒に居る時に宮園様へのプレゼントを買ったからか、翼も気にしてくれていたらしい。 「ちょっと場所替えない?」 何かを察したのか、翼が俺の提案に快く乗ってくれた。 .
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