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「さてと、これから修行をしようと思う」
「はい?」
「これから修行w」
「それは聞きました。何で修行ですか?」
「お前と俺を鍛える。それ以上でもそれ以下でもない」
「だって、私には魔力が」
「有る!」
「えっ?」
「銀華は膨大な魔力を小さい頃に本能が自発的にもたらした封印のせいだ」
「私にも魔力が有るんですか?」
「その前に封印だが、どうやったら解けるんだ?」
「ダメじゃないですか!」
プルルルルルルルル
ん?何の音だ?近くから聞こえるようだが?
「兄さん、ポケットが震えてますけど?」
神に貰った携帯が鳴っていたのか
「はい、もしもし?」
〈お困りの用だね、八大地獄君〉
ブチ
ツーツー
プルルルルルルルル
ガチャ
〈酷いじゃないか、何で切ったの?〉
「偉そうだったから」
〈私、神!〉
「切るぞ」
〈ごめんなさい、で聞きたいことが有るんじゃないの?〉
「魔盲の封印はどうやって解けるんだ?」
〈それはね、彼女が理解することかな?〉
「どういう事だ?」
〈人任せじゃダメっていう事だよ〉
「分かった、ありがとう神様」
〈じゃあね~〉
ツーツー
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