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母ちゃんが買い物に出かけ1人きりの昼下がりのこと俺は、受験前に買い込んでいた漫画の新刊からゲームを読み漁り、プレイしまくりと春休みの中学生らしいことをしていた。
「やべえ、人修羅鬼畜すぎだろ…パーティ瞬殺だよ。無理ゲーすぎるよ…」
外でて遊べ?
はんっ!そんなもん彼女とかがいるリア充どもがやることだ!
男は黙って、インドアだろうが。
…さーせん。
本当は外で女の子とすごく遊びたいです。
だって涙が出ちゃう。
彼女いないんだもん…
そんな中、
ピンポーン…
インターホンが家に響いた。
しかし、この俺田中太郎は、居留守を使わせてもらうぜ。
「…さて、ペルソナ4でもやるかな。全コミュクリアしないと…」
ピンポーン…
「ちっ、…まだ帰ってなかったか…」
ピンポーン…
ピンポーン…
ピンポーン…ピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーン
誰だよ…斧ノ木ちゃんばりにインターホンならす馬鹿は…居留守使ってんのがわかんねぇのか…
俺はコントローラを投げ捨て、階段を降り玄関へ向かう。
ピンポーン…ピンポーン…ピンポーン
まだならすかちくしょう!
「たっく、はいはい!どちら様ですか、このヤロー!」
俺が怒気を込めて玄関を開けると
「君が、田中太郎か?」
めっさ、かわいい女の子がいた。
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