第1話 始まりはいつもダイナマイト

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母ちゃんが買い物に出かけ1人きりの昼下がりのこと俺は、受験前に買い込んでいた漫画の新刊からゲームを読み漁り、プレイしまくりと春休みの中学生らしいことをしていた。 「やべえ、人修羅鬼畜すぎだろ…パーティ瞬殺だよ。無理ゲーすぎるよ…」 外でて遊べ? はんっ!そんなもん彼女とかがいるリア充どもがやることだ! 男は黙って、インドアだろうが。 …さーせん。 本当は外で女の子とすごく遊びたいです。 だって涙が出ちゃう。 彼女いないんだもん… そんな中、 ピンポーン… インターホンが家に響いた。 しかし、この俺田中太郎は、居留守を使わせてもらうぜ。 「…さて、ペルソナ4でもやるかな。全コミュクリアしないと…」 ピンポーン… 「ちっ、…まだ帰ってなかったか…」 ピンポーン… ピンポーン… ピンポーン…ピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーン 誰だよ…斧ノ木ちゃんばりにインターホンならす馬鹿は…居留守使ってんのがわかんねぇのか… 俺はコントローラを投げ捨て、階段を降り玄関へ向かう。 ピンポーン…ピンポーン…ピンポーン まだならすかちくしょう! 「たっく、はいはい!どちら様ですか、このヤロー!」 俺が怒気を込めて玄関を開けると 「君が、田中太郎か?」 めっさ、かわいい女の子がいた。
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