9人が本棚に入れています
本棚に追加
「あっ、いたいたー!」
人ごみから天使があらわれる。そう、俺の彼女である。
「ねー、今日はどこ行くの?君から誘ってくるなんて珍しいから期待してるよ~」
嬉しそうに話す彼女。
ガッカリさせるまいと夜も寝ないで昼寝して、考えだしたデートプランを実行する。
まずは定番、彼女が見たがっていた映画を選択して見に行く。
カフェで感想を話ながら昼食をとり、その後ショッピングに行く。
「そういえば誕生日明日だったねー」
そういいながら彼女は俺にアクセサリーを買ってくれる。
三十路男よりちょっと若い人向けの、剣を模したネックレスだ。
「君ってこういうの大好きだもんねー」
流石、よくわかってらっしゃる。俺がRPG大好きオタクだということを…。
最初のコメントを投稿しよう!