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「へいらっしゃい、ご注文は?」
「そんな事よりお賽せ……お恵みを……」
何やら死にそうな少女が入って来たようだ、巫女服?の様な格好だが肩部分が無い面白可笑しい服だ。
「どうしたんだい?大根あげるから座りなよ、そして話を聞かせてくれないかい?」
ガバッっと言う音が聞こえそうな程、勢い良く頭を上げて眠気眼の様な瞳を潤ませながら大根に食らいついている、あぁ、そんなに勢い良く食うと……。
「ングッ?!ンー!ンー!」
「慌てなさんな、まだまだたくさん有るんだ、ほれ、水だ」
自分から水の入ったコップを受け取りあっという間に飲み干す巫女少女(仮)
「ふぅ……三ヶ月ぶりのマトモな食事だわ、有り難うおじさん」
いえいえ、と手を振りながら自分は思う。
何があった。
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