第1話

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ガラガラガラ 勢いよくドアが開かれた。 「はぁーはぁーはぁー」 息を切らせたお母さんが入口のドアを全開にして立ち尽くしている。 髪を振り乱して、ショルダーバッグは肩からずれて、今にも下に落ちそうだ。
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