第1話

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「まあ……確かにそのほうがいいかもね。少しだけ主人には話しておくけど……日を改めたほうがあの人も落ち着くかも知れないわ。昨日の今日だとエキサイティングして、誰も止められなくなっちゃ、困るしね」 またまた母の不吉な予言に、二人して息を飲んだ。 チクチクと意地悪を言う母も、まだ、ご立腹のようだ。 それほど心配させたってことには変わりないけど。
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